更新ー。

久々に更新しました。
拍手御礼変更＆前の拍手御礼を再録です。

前のには加筆してあったりします。
分かる人には、『ああ…すっごく楽しんで書いたんだろうな、これ』って分かると思われます。
うん。家庭科トゥルーカイバレが、個人的に一番好きなんだと思うんだ。

本当は、化学トゥルーが、個人的ベストになるはずだったんだけどね…。
化学教師という設定にはとてもとてもトキメクんだけれども、なぜか…どこでどう間違ったのか、化学トゥルーカイルさんがネガティブ路線を突っ走り、最終的に乙女チック＆メルヘンチックな二人の世界が出来上がったんだよね…謎。
別に化学トゥルーカイバレが嫌いなわけでは決してないですよ。
むしろ、一番難産だった分、思い入れもひとしおです。
一番没案が出たのが化学トゥルーですからねー…実は、黒歴史になってるものもあったりします（笑）

けど、ＫＢＧサイトの人気投票では、化学トゥルーが一番人気…なのかな？
というか、家庭科グッドに１票も入ってないのがかわいそうです（苦笑）
家庭科グッドカイバレ支援をするべきかなあ…。
あ、新しい拍手御礼は、一応、家庭科グッドのつもりです。…支援にはなってない気がしますが。

今回の拍手御礼もまた、趣味に走ったものですが…和歌を作るのが好き、というか、古語辞典を眺めるのが好きなのです。
古典の成績は………だったけどね、うん。
けど、古典は、助動詞が一番のカギだと思うんですよね。あと、敬語表現。
もうほとんど覚えてないですが、３年生のころ、ようやく助動詞を覚えたら、なんとなく古典が読めるようになりました。（遅いよ）

というわけで、追記に、拍手に載せた和歌の解説があります。

『バレットさん　ああバレットさん　バレットさん』

解説するまでもないですね（笑）
松尾芭蕉の『松島や　ああ松島や　松島や』をもじったものです。
と言っても、これは松尾芭蕉の句じゃないらしいですがー。


『梓弓　引きて帰るが　末ならば　呆れ痛くとも　思ひ果てなむ』

梓弓＝引く、かへる、末　の枕詞
引く＝（心が）ある方向に動く、引き寄せる
かへる＝元の場所に戻る
末＝果て、将来
呆れ痛し＝まったく途方にくれる
思ひ果つ＝最後まで愛する、思いとおす


バレットさんがカイルさんに宛てた歌です。
【かへる】は、上代東北方言で【かひる】ということもあったそうなんですが、まあ…カイルと若干掛けてるわけですね。

意味としては、『心が引き寄せられて元の場所に戻るというのが未来であるというのなら、まったく途方にくれることだが、最後まで思いとおすとしよう』…とかそんな感じ。
元の場所＝カイル、なので、何気に情熱的ですね、バレットさん（笑）


『松柏の　奇しく栄ゆる　先達の　生めかしきや　並ぶものなし』

松柏の（まつかへの）＝栄ゆ　の枕詞
奇し（くすし）＝現実離れして不思議な感じ、神秘的、霊妙、不思議だ、理解できない
先達（せんだつ）＝道に達した人、指導者
生めかし＝現在の意と違って、上品な美しさが中心。優美である、上品、自然に備わった優雅さ。


これに関しては、作中でも述べられてたように、意味はあんまりありません。
ただ【マックス先生】を入れたかっただけなので（笑）
強いて言うなら、『神秘的で栄えている指導者の、上品で優雅である様子は他に並ぶものがないくらい素晴らしい』…とかそんな感じでしょうか。


再録するときに後日談を加筆しますが、その中にはカイルさんがバレットさんに宛てた歌もあります。
拍手を１０回以上押すと、おまけとしてその和歌だけ先行公開してありますので、興味のある方は見てみてくださいー。