日常のことやルーンファクトリー2プレイ日記、萌語りとかを徒然なるままに。
腐発言があるので注意。
結局途中まで掃除したあと、昨日あんまり寝てないのでお昼寝して、起きたのが6時頃で、バレンタインネタ考えてみたけど、いまいち思いつかなかったので、一昨年に書いたけど移転の際に下ろしたのをもう一度上げてみます。
ひたっすら甘いです。
言わずもがな、カイバレですよ、と。
ちなみに、大学生設定のカイバレ&マクジェイの塩辛いギャグテイストなネタは…見てみたいという方がいたら、公開するかもしれません。
というわけで、甘ったるいカイバレに耐性のある方は追記からどうぞですー。
ひたっすら甘いです。
言わずもがな、カイバレですよ、と。
ちなみに、大学生設定のカイバレ&マクジェイの塩辛いギャグテイストなネタは…見てみたいという方がいたら、公開するかもしれません。
というわけで、甘ったるいカイバレに耐性のある方は追記からどうぞですー。
【チョコのように甘くて、チョコより甘いモノ】
『あ…そういえばもうすぐバレンタインですよね』
『…そうだったか…?』
『バレットさんからチョコ欲しいなぁ…なんて…ダメですか?』
『まあ………別にいいけどよ……』
『え、ほんとですか?わぁ、楽しみにしてますね』
………、という会話を一週間前くらいにしたと、ふと思い出したのがついさっき。
そして今日は2月14日。
つまり、バレンタイン当日である。
「…すっかり忘れてたぜ…」
今更気づいても時すでにに遅く。
いや、まだバレンタイン当日なので遅いというわけでもないが、今日チョコレートを買う、というのは、あまりにもあまりな意味を持つわけで。
「まあ、別にやらなくても………」
そもそも、一週間前の口約束を思い出しただけでもましだと思う。
あれから一度も話題に出ていないし、だから、別にやらなくてもいいんじゃないか…と都合のいいように考えてみたり。
本当に欲しかったとしたら、せめて前日あたりにもう一度催促すればいいものを…などと、自分が忘れてたということを棚に上げて、カイルのことを心の中で責めてみる。
…とは言っても、一度した約束を破るというのはしたくはない。
バレットは結構几帳面なのであった。
何か代わりに出来ることはないか…と考えながら、とりあえずカイルの家を目指すことにした。
***
今すぐ出来ること。
そして…カイルが喜びそうなもの。
それらを満たすものをとりあえず思いつき、覚悟を決めてカイルの家のドアをノックする。
「あ、バレットさん」
「………よぉ」
「何かご用ですか?」
「まぁ…ちょっとな……」
いつもと同じ雰囲気でカイルはバレットを出迎えた。バレンタインのことを意識しているのだとすれば、少しは落ち着かなさそうな雰囲気とかがあってもよさそうなものなのだが。
「とりあえず上がってください。今何か用意を」
「カイル」
「え?」
奥に戻ろうとするカイルの手を掴んで引き止める。
それにカイルは驚いたようだが、バレットの方も半ば無意識に引き止めたので、自分の行動に驚いていた。
慣れないことをしようとしている自覚はあるので、だからその覚悟が揺らがないうちに、と思ったのだろうか。
「えーと…何でしょう?」
「目、閉じろ」
「え、何故」
「いいから、閉じろよ」
よく分からないけれどもこんなに積極的な態度のバレットは珍しい…と思いながら、カイルは言われたとおりに目を閉じる。
なんだかお互いドキドキしていて、心拍数がうるさいくらいだ。
「こう、ですか…?」
「動くなよ…」
意を決して。
そっと、カイルの頬に口づける。
「え?」
ほんの一瞬感じた、その感触に驚いて目を開けると、耳まで真っ赤になったバレットが目に入った。ようやく何が起こったのか理解したカイルも、バレットと同じように顔を赤くする。
「今日…バレンタインだろ…」
「あ、はい…そう、ですよね」
「で…前にお前がチョコレート欲しいって言ってたのを忘れてて…用意してなかったから、その代わり、だ………」
相変わらず顔を赤くして俯きながらそう呟く。お互いに照れてしまって、なんだか不思議な沈黙が流れた。
「………何か言えよ…」
「え、あ、はい…ええと……嬉しいです。まさかバレットさんからバレンタインにチョコ、じゃないですけど、その代わりをもらえるなんて思ってなかったです」
「…お前は、バレンタインにチョコが欲しい、って言ったこと、覚えてたか……?」
「まあ、一応…覚えてましたけど、でもあの口約束なんてあってないようなものだと思ってましたし…だから、バレットさんからキスしてくれて、本当に嬉しいです」
そう言って微笑むカイルを見て、バレットも、ほんの少し、嬉しそうな表情になる。勿論、その僅かな変化にカイルはきちんと気づいていて。
「お返しに、今度は僕から…バレットさんにキスしてもいいですか?」
バレットの耳のあたりに手を当てて少し髪を梳く。頬に触れた手のひらが熱い。きっと、自分も同じくらいなんだろうけれども。
「……そういうことを…」
カイルの手に自分の手を重ね、目を伏せてから呟いた。伝わってくるやけに早い脈拍は自分のものなのか彼のものなのか。
「…いちいち聞くなバカ……」
そして目を開けて、少しカイルを睨むようにして憎まれ口を叩く。素直になんて、絶対に言えるわけがない。でも、きっとカイルには伝わるだろうな、という思いもどこかにあって。
「了承だと受け取っておきますね。じゃあ…バレットさんも目を閉じてくれますか?」
バレットの瞼が躊躇いがちに閉じられたのを見てから、カイルはもう片方の腕でバレットを抱き寄せ、その唇に自分の唇をそっと重ねた。
甘く、甘く。
ありったけの想いを込めて。
チョコレートのように甘いキスを。
「………甘い…」
「…ああ、さっきまでチョコ食べてましたからね」
「…………誰かに、もらったのか…?」
「ダグラスさんに」
「……………………………」
「…あの、バレットさん?そんなすっごい複雑そうな顔しないでください。雑貨屋で、1000G以上買ったおまけで貰っただけですから」
「………あ、ああ…そういうことか…」
「ヤキモチ、やいてくれました?」
「…ヤキモチっつーか……その前にびっくりした…」
「あはは…でも、僕が好きなのはバレットさんですから安心してください」
「…言ってろ」
「チョコの残りありますけど、一緒に食べますか?」
「………ああ…」
チョコレートの甘さもあったけれども、それ以上に甘いと思ったのがどうしてなのか。
その答えは…心の中に秘めておくことにした。
以上。お粗末さまでしたー。
もうこんなに甘い話は書けないと思うよ!多分。
そういえば、この時の後書きを読んで、アダルティバージョンになったかもしれないらしいことを思い出しました。
どうせなら、そっちに書きなおしてみればよかったかも?(笑)
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カイル×バレット推奨。
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